関東
人形町の街並み
1604年に江戸幕府により五街道の起点に定められ、交通の要衝として、また商業・経済の中心地として発展を続けてきた日本橋エリア。現在も国内有数のビジネス街として知られ、再開発などにより常に進化し続けています。
その日本橋エリアの一角を成す人形町は、かつて人形浄瑠璃や芝居を中心とした町人文化が花開いた街。「甘酒横丁」に代表される歴史ある商店街には数多くの老舗の食品店や工芸品専門店が軒を連ね、下町情緒が今なお息づいています。
また現在も交通の要衝として機能するこのエリアは、徒歩で行ける範囲に多くの駅が配置され、行き先に合わせて複数の路線を臨機応変に使い分けることができます。
「日本橋」駅には東京メトロ銀座線・東西線、都営浅草線、「人形町」駅には東京メトロ日比谷線と都営浅草線、「三越前」駅には東京メトロ銀座線・半蔵門線が乗り入れています。都心の主なスポットに直通または1回の乗り換えでアクセスでき、渋谷や新宿などの副都心へもすぐに行けるのは大きな魅力。「東京」駅や銀座・有楽町エリアが徒歩圏内というのもうれしいポイントです。
また、都営浅草線は京急線や京成線に乗り入れているので羽田空港・成田空港方面へもスムーズに移動できるほか、両空港のリムジンバスが発着する「東京シティエアターミナル（T-CAT）」も近く、出張や旅行で飛行機利用が多い人にも便利な街です。
日本橋駅
日本橋高島屋周辺の様子
江戸時代から全国のさまざまな物産が集まり人々が行き交った日本橋エリア。現在も老舗百貨店や新しい商業施設が立ち並び、ショッピングタウンとしてもにぎわっています。
駅名のもとにもなっている「三越日本橋本店」は、江戸時代にこの地で開業した呉服店「越後屋」を前身とする日本初の百貨店です。また1933年に開業した「高島屋日本橋店」は、百貨店建築として初めて重要文化財に指定された建物を保存しながら2018年に全面リニューアル、「日本橋高島屋 S.C.」として生まれ変わりました。その向かいでは「丸善 日本橋店」が150年以上にわたって営業を続けています。さらに近年は、個性あふれる専門店が集まった大型商業施設も複数誕生し、新たなにぎわいを生み出しています。
人形町エリアには、親子丼や鯛焼きなど歴史のある人気グルメ店や和菓子、江戸前寿司、鰹節や乾物、海苔など、100年を超える老舗の名店が数多くそろっています。
こうした老舗が多い一方で、おしゃれなカフェやレストランも点在。古くからの歴史と伝統を守りながら、新旧が共存しているのもこのエリアの魅力です。日常生活へ気軽に老舗の名品を取り入れたり、この街ならではのお土産や贈り物選びをしたりと、日々の暮らしに楽しみがあるエリアです。
人形町の街並み
※「日本橋・人形町エリア」について、本サイトでは以下記載の条件に該当する物件をさします。
東京メトロ銀座線・東西線・都営浅草線「日本橋」駅、東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前」駅、東京メトロ日比谷線・都営浅草線「人形町」駅より徒歩10分以内の物件。
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