KURASUMA

[ 野村不動産グループ事業体験 ]

編

2026年8⽉22⽇、「FANʼS ON」プロジェクトの第2弾が、
2026年4⽉にオープンしたばかりの「DRUM TAO THEATER KYOTO」で開催されました。
この劇場は、“あしたを、つなぐ”を企業理念とする野村不動産グループが
未来に向け、新たな体験価値の創造を⽬指して今後⼿掛けていく
エンターテインメント事業の第⼀歩となります。
体験できるのは、国内外で活動する「DRUM TAO」の和太⿎パフォーマンス。
館内⾒学ツアーからパフォーマンス鑑賞、和太⿎体験まで盛りだくさんなイベントの様子をお伝えします。
今回のイベントには280組のご応募をいただき、6組12名様をご招待いたしました。

■ DRUM TAO THEATER KYOTO
公式サイトはこちら

所在地 京都市南区東九条⻄⼭王町31 アバンティビル9F
演⽬
第1部「響-HIBIKI-」 開場18:15/開演19:00
第2部「夢-YUME-」 開場20:15/開演21:00
アクセス JR京都駅⼋条⼝から徒歩1分(地下道で直結)

01

京都の職⼈やアーティストとともに伝統⽂化を発信

劇場の象徴として制作された巨⼤提灯は京都「⼩嶋商店」の職⼈の⼿によるもの。

京都駅から地下道をとおってすぐのところにあるアバンティビル。
かつては市⺠や地元の⼤学⽣が演奏会などを⾏うホールとして利⽤されていた9階が改修され、
「DRUM TAO」の専⽤劇場として⽣まれ変わったのが「DRUM TAO THEATER KYOTO」です。
“ようこそ”と書かれた巨⼤な提灯が出迎えるラウンジに12名のみなさまが集まりました。

開発メンバーの坡⼭さんが野村不動産グループのエンタメ業界参⼊の経緯や館内の⾒どころなどについて解説。

「KAMEIDO CLOCK」などの複合型商業施設や都市型商業施設「GEMS」などの開発を担当する野村不動産の商業部門が、 2024年からエンターテインメント事業に参画。
その初期メンバーの坡山哲大さんが、館内をご案内しました。
「野村不動産グループでは、住宅関連事業だけでなく商業施設やホテルなども⼿掛けておりまして、
この『DRUM TAO THEATER KYOTO』はエンターテインメント事業の第⼀弾です。
京都という海外からの旅⾏者にも⼈気の街において、
⽇本の伝統⽂化を発信していきたいという想いから、和太⿎を中⼼とした
ノンバーバル(⾔葉を使わずにおこなうコミュニケーション)ショーをメインとして、
地元をはじめとする国内の職⼈やアーティストとコラボレートしたコンテンツを各所に配しております。」

ラウンジには「のれん中村」と共同で制作した、高さ約4.6m 横約19.7mの世界最⼤級の暖簾が吊り下げられています(左)。奥多摩の針葉樹を活⽤して独⾃の経済循環を創出する、野村不動産の「森を、つなぐ」東京プロジェクトのテーブルとベンチを採⽤(中・右)。

「森を、つなぐ」東京プロジェクトはこちら

館内を回りながら、ラウンジやバー、ルーフテラス、ギフトショップ、劇場、
それぞれの空間づくりのこだわりが坡⼭さんから語られました。


「たとえばこの⼤きな提灯ですが、京都の提灯職⼈の『⼩嶋商店』さんにつくっていただいたものです。
⼊り⼝に明かりを灯し、インパクトをもってお客様をお迎えしたいという気持ちが込められています。
野村不動産としては、京都で伝統⽂化を発信していくうえで、
地元の⽅々とのコミュニケーションを⼤切にしたいと考えました。
バーでは、地元のお店とのコラボメニューも⽤意しています。」


暖簾などに描かれ、特に来場者の⽬を引く“紋”は「京源」が制作したもの。
⽇本を代表する伝統的な紋章である“三つ巴”をもとに、家紋デザイナーが考案したオリジナルです。
「京源」は「FANʼS ON」プロジェクトの第1 弾でご紹介した「NOHGA HOTEL」でも、
客室のナンバープレートや館内のサインなどのデザインを⼿掛けています。
第1弾のレポートはこちら

02

公演前後の乾杯は、ナイトエンターテインメントの醍醐味

和太⿎の側⾯によく⾒られる意匠が施されたバーカウンター。ドリンクはラウンジとルーフテラスのほか、座席でもいただけます。

ツアーのあとは、上演開始まで館内で思い思いに過ごしていただきました。
バーではアルコールなどドリンク類はもちろんのこと、軽⾷も⽤意。
ここにも「DRUM TAO THEATER KYOTO」らしいこだわりがあります。


そもそも⽇本では、バーのある劇場はまだ多くはありません。
「DRUM TAO THEATER KYOTO」は海外からの観光客に向けて、ニューヨークやロンドンの劇場のように、
公演前後にお酒も楽しんでいただけるよう、バーをつくったのだそうです。

オリジナルカクテル「グリーンネグローニ」「アペロールスプリッツ」。坡⼭さんいわく「開発メンバーみんなでアイデアを出しあって、10種ほどを試したなかから2種をメニューに加えました」(左)。⾒ためも華やかで京都らしい、ひと⼝サイズの「京の⼿毬寿司」(中)。おみやげにも喜ばれそうな「京都餅武の京都素材のあられセット」「京の咲く咲くボ〜ルセット」(右)。

ドリンクで⼈気なのは、京都の⽼舗バー「幾星」が監修したオリジナルカクテル2種。
特に、⽇本最古の柑橘である⼤和橘(ヤマトタチバナ)の葉のリキュール「⾮時(ときじく)」の⾹りと、
抹茶の⾹りが⼀体となった「グリーンネグローニ」は、ぜひお試しいただきたい⼀杯です。
そのほか、地元の⾷材から⽶菓⼦をつくっている「餅武」のあられなども⼈気とのこと。

左:ルーフテラスで夜⾵を感じて過ごすひとときも趣があります。劇場内やラウンジとの⼀体感を意識し、ルーフテラスの間接照明もオレンジ系のぬくもりある⾊合いを採⽤。右:⼤太⿎の前で撮影できるフォトスポットもあります。実は、公演中の劇場内も含め、館内はどこでも撮影OK(劇場内はフラッシュ撮影と1分以上の動画はNG)。

ドリンクを⽚⼿にあられをつまみながら「これおいしいね!」と⽬を輝かせている⽅、
ルーフテラスでビールを楽しんでいる⽅、
巨⼤提灯の前で記念撮影をされている⽅など、上演を待つワクワクするようなひとときを、
みなさま思い思いに過ごされていました。


館内を巡っていると、随所に和太⿎や提灯など⽇本の伝統美を感じさせる意匠がちりばめられており、
空間全体は⿊を基調として、照明がやや暗めにしてあることに気づくかもしれません。
それは、劇場内の世界観との⼀体感をもたせるためなのだそうです。


⽇本の伝統⽂化の奥ゆかしさと、「DRUM TAO」のパフォーマンスの躍動感が⼀体となったこの空間には、
野村不動産のリノベーション事業で培ったノウハウが活かされています。

03

世界観客動員数1,000 万⼈超えの圧倒的パフォーマンス

エネルギーあふれるパフォーマンスに、思わず体がリズムを刻んでしまいます。

そしていよいよ、お待ちかねの「DRUM TAO」のパフォーマンスがスタート。
世界31カ国、500都市を巡り、観客動員数は1,000万⼈を超える国内屈指のノンバーバルエンターメントである「DRUM TAO」は、和太⿎を中⼼に篠笛や三味線といった和楽器を奏でる舞台芸術です。
2016年には⽶国ニューヨークのオフ・ブロードウェイ(マンハッタンの劇場)では
全公演がソールドアウトするという輝かしい実績もあります。

左:⼤⼩さまざまな和太⿎が次々に登場。右:和楽器による雅やかでいてドラマティックな楽曲に魅了されます。

体の芯にまで届くような和太⿎の響きと、巧みなバチ捌きによるダイナミックなリズム。
「DRUM TAO」の世界観に没⼊できるように考案された、中央の張り出しステージの効果もあって、
観客と演者との距離が近く、臨場感のあるパフォーマンスにどんどん引き込まれます。
アクロバティックな奏法に驚いたり、妖艶な篠笛の響きにうっとりしたりと、
緩急を効かせた舞台演出に⽬が離せないまま、気づけばもうパフォーマンスは終盤。

左:臨場感あふれる張り出しステージ。和太⿎の振動が全⾝に響きわたるようです。右:笑顔でいっぱいの観客席。座席は、開発メンバーが実際にヨーロッパなどの劇場まで⾜を運び、欧⽶の⽅の体格にも合うようにと慎重に⼨法を考えたとのことです。

演者からの誘いもあって、観客席からも⼿拍⼦があがり、クライマックスでは会場がひとつに。
終演後には「⼤太⿎の上に座って叩いている⼈がすごかったね」「ソロで叩いていた⼈がすてきだった」と、
それぞれの“推し”を⾒つけた⽅もいらっしゃいました。

04

観るだけでなく和太⿎を演奏する楽しみも

演者たちから直接指導してもらって、⼀⻫に和太⿎を演奏するという特別なプログラム。

パフォーマンスの興奮が冷めないなか、最後はみなさまで和太⿎演奏に挑戦されました。
先ほどまで観客席から観ていた和太⿎を、演者たちと⼀緒に演奏するという⼤変貴重な時間。
和太⿎に初めて触る⽅が多かったなか、しっかりと⼼地よく⾳が鳴っていました。

左:和太⿎の種類や道具について学ぶ時間も。右:みなさま笑顔で和太⿎を打ち鳴らしています。

なんとパフォーマンスを終えた演者のみなさんも舞台に戻ってきて、掛け声をかけてくださったり、
アドバイスをしてくださったりしたおかげで、和太⿎体験はさらに⼤盛り上がり。
参加者の皆さんが舞台の上で、のびのびと演奏を楽しんでいる様⼦が伝わってきました。

ギフトショップでは“紋”がプリントされたTシャツや⼿拭い、バッジなどのオリジナルグッズが販売されています。

そして「DRUM TAO THEATER KYOTO」での野村不動産グループ事業体験イベントは終了。
「すごく楽しかった!」「ありがとうございました」と帰られる前に、ギフトショップに寄られて、
ご⾃⾝への記念やおみやげとして、オリジナルグッズを購⼊する⽅もいらっしゃいました。
数あるグッズのなかでも、⼀番⼈気は紋⼊りのTシャツだそうです。


京都の⽂化芸術エリアとして、ますますにぎわいを増す京都駅⼋条⼝。
「DRUM TAO THEATER KYOTO」は、その拠点のひとつを担っていくことでしょう。
今回は、野村不動産が未来に向けて提案する、“京都の夜の新たな楽しみかた”を知っていただく機会となりました。

  • 「日本のエンターテインメントもすごいでしょ!」
    というこだわりが感じられて、
    海外から来る方々にもすばらしいと思ってもらえる空間だと思いました。
    新大阪にも野村不動産グループのライブハウスができると聞いたので、
    そちらにも伺いたいと思っています。
  • 地元の方々との協業で京都らしい空間がつくられていること、
    既存施設のリノベーションであること、空間設計の細やかなところにまで
    こだわってつくられていることなどを伺って、
    より一層 「DRUM TAOTHEATER KYOTO」 を深く味わうことができました。
  • マンション内装設計のノウハウをうまく活用されたなと感じました。
    プラウドブランドのイメージの向上にもつながりますので、
    今後の取り組みに期待しています。
坡山さんの思うDRUM TAO THEATER KYOTO

DRUM TAO THEATER KYOTOは、「和太鼓演奏を鑑賞する」ための場所ではなく、京都の観光課題である「オーバーツーリズム」の解決や日本文化の素晴らしさを「理解・体験」してもらう施設にしていきたいと考えております。開業から半年が経過しようとしておりますが、京都に来たら「DRUM TAO THEATER KYOTO」と言ってもらえるように、努めてまいります。

DRUM TAO THEATER KYOTO
坡⼭ 哲⼤

※掲載の内容は、2026年9月時点の情報です。