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猫と幸せに暮らす~毎日をより心地よく楽しくするインテリアと住まいの工夫~

#リフォーム #インテリア
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猫と暮らす毎日を、もっと心地よく、楽しくしましょう。デザイン性が高いキャットウォークや上質な猫モチーフのインテリア、そして猫がのびのびと暮らせるリフォーム事例まで、愛猫との時間がより豊かになる住まいの工夫をご紹介します。

Yuu(尾間紫)

一級建築士事務所 OfficeYuu代表。
一級建築士、 インテリアコーディネーターとして数多くの現場経験や相談実績をもち、住宅リフォームコンサルタントとして快適な住まいづくりのノウハウを発信している。

人と猫、どちらも心地よく幸せに暮らすために


猫の室内飼いの割合は高く、「室内のみ飼育」および「散歩・外出時以外は室内飼い」の割合は92%以上となっています(※1:本文中共にデータは日本ペットフード協会2024年調べ)

猫を迎えるきっかけ(※1)として最も多いのが、「生活に癒し・安らぎが欲しかったから」というもの。丸くなって眠る姿や、日なたで伸びをするしぐさに、自然と心が和む人も多いことでしょう。

今では、猫は室内飼いが一般的になり、ペット可(※2)のマンションも増えています。自動給餌器や自動トイレ、脱臭機能がある壁材、爪とぎ対策グッズなど、猫との暮らしを支えるアイテムも年々進化しています。

猫と快適に暮らすためには、猫の習性や好みを理解し、安心して過ごせる環境を調えることが大切です。最近では動物との共生を意識したインテリア製品が数多く揃っていますので、上質な素材やデザインを選んで、人にも猫にも心地よい空間づくりを楽しみましょう。

(※2:ペット飼育の可・不可、また飼育の際の条件はマンションによって異なります。管理組合に必ず確認をしましょう)

猫の自由を叶えながら、心地よく美しい住まいへ


壁に取り付ける爪とぎもできるハンモック。布の長さは75~165㎝に調整可能(キャットハンモック MYZOO-Hover/MYZOO) ※商品の販売状況によっては品切れとなっている可能性がございます。

猫は自由に動き回るのが大好きな生き物。
高い場所に上ったり、段差を駆けあがったり、上から周囲を見渡すことも好みます。こうした上下運動は、猫にとって運動不足やストレス解消をする大切な行動です。

そこで、室内でも猫がのびのびと動ける工夫を取り入れてみましょう。キャットタワーやウォーク、ステップなどを設ければ、猫が健康的に過ごせるだけでなく、人も猫の生き生きとした姿を見ることができます。

その際に注意したいのが、デザインと設置方法です。室内に設置するアイテムは、素材や色合いをよく吟味し、インテリアになじむ上質なデザインを選ぶのが、空間を美しく保つポイントに。

置き型は安定感のあるものを選び、壁取り付け型は、下地にしっかりと固定をしましょう。猫が飛び乗ると体重以上の力が掛かります。壁取り付け型の設置は、安全のためリフォーム会社に依頼するのがおすすめです。


エレガントで洗練されたデザインのドイツのペット用品ブランド「MiaCara( ミアカラ )」のキャットタワー。大きな木製の土台で安定性が高く、爪とぎつきです(Torre Cat Tower M/ミアカラ)
※野村不動産カスタマークラブ会員限定で、「野村不動産のインテリアサービス」にてご購入いただけます。商品の販売状況によっては品切れとなっている可能性がございます。


▼購入はこちら▼
https://interior.kurasumai.jp/shop/furniture/g/gF-MIA1-G08-003-01-M/


収納システムとコーディネートが可能な壁取り付け型の猫ステップ。家の中を楽しくパトロールできます(ねこステップ/DAIKEN)※商品の販売状況によっては品切れとなっている可能性がございます。

忘れずに確保しておきたいのが、猫の「居場所」です。猫は汗腺が少なく体温調節が苦手な生き物。大きな音を嫌う傾向もあります。

季節や時間帯に合わせ、冬は日差しが差し込む陽だまりに、夏はエアコンがよく効く涼しい場所に。猫が落ち着いて過ごせる快適なスペースをつくってあげましょう。その際は、人の動線やテレビなどから少し離れた場所にすると、安心して過ごせるようになります。

集成材を削り出したデザイン性の高い猫ハウス。掃除がしやすく、ナチュラルなインテリアにもよく似合います(ねこハウスまり/フランスペット)※野村不動産カスタマークラブ会員限定で、「野村不動産のインテリアサービス」にてご購入いただけます。商品の販売状況によっては品切れとなっている可能性がございます。

▼購入はこちら▼
https://interior.kurasumai.jp/shop/furniture/g/gF-FRA2-301743000/

居心地のいい場所が決まったら、クッションや小さなキャットハウスを置きましょう。猫がのんびりとくつろげる「居場所」になります。

キャットハウスはインテリアの一部としてデザインにもこだわって。快適性と美しさを両立させながら、人と猫のどちらにとっても心地よい住まいを目指しましょう。

上質な猫モチーフをインテリアで楽しむ


スペインのポーセリンアートブランド、リヤドロ。遊び相手のネズミのおもちゃを連れた猫です。滑らかで透明感のある質感、柔らかく優雅な猫の曲線や表情が印象的。かわいいのはもちろん、空間に上質さをプラスしてくれます(ネコとおもちゃ/リヤドロ)※商品の販売状況によっては品切れとなっている可能性がございます。

猫との暮らしを楽しくしてくれるのが、猫モチーフのインテリアです。
でも、動物モチーフはともすれば、子供っぽく見えがちに。インテリアの上質さを保つためには、素材やデザインにこだわった作品を選ぶことがポイントです。

棚やサイドボードに置く小さな猫のオブジェは、インテリアとしての美しさと猫の可愛らしさを感じさせてくれます。磁器などの高品質なものなら、滑らかな質感や光の反射で、空間を華やかに彩ってくれることでしょう。

FLOS(フロス)の名作ランプ。名前の「GATTO」はイタリア語で「猫」を意味します(GATTO/FLOS)※商品の販売状況によっては品切れとなっている可能性がございます。

照明でも猫モチーフを楽しめます。こちらは、イタリアの照明ブランドFLOS(フロス)のテーブル照明。猫の丸いシルエットをイメージしたデザインで、滑らかでユニークな形が空間にさりげない遊び心を添えてくれます。

こんな楽しい照明が作り出してくれる柔らかい光に包まれる時間は、直接猫の形を模していないからこそ、自分だけのひそかな楽しみになることでしょう。

猫とのびのび暮らすリフォーム事例


築9年のマンション。化粧梁でキャットウォークを造作。ダウンライトを埋め込んでリビング照明に(設計・施工:野村不動産パートナーズ)

リフォームのちょっとした工夫で、猫も人ものびのびと快適に過ごせる住まいになります。野村不動産パートナーズが手掛けた実例から、猫との暮らしをより快適にしたリフォームの工夫を2つご紹介しましょう。

上の写真は、猫が立体的に空間を使えるよう、天井近くまで行けるキャットウォークとステップを造作した様子です。化粧梁の下にダウンライトを埋め込むことで、猫がのびのびと自由に動き回れる空間を確保しつつ、インテリア性も高めています。

築28年のマンション。玄関ホールとLDKの間仕切り壁に猫用扉を設けて、人も猫もストレスフリーな暮らしに(設計・施工:野村不動産パートナーズ)

こちらは、理想的な立地にある築28年のマンションを購入し、家族も猫も全員が快適に幸せに暮らせる住まいへとリフォームをした実例です。

リビングやトイレの間仕切り壁には、猫専用の扉を設置。人がドアを開ける手間がなく、猫たちは自由に行き来できるため、人も猫もストレスなくお互い自由に暮らせるようになっています。


置き場に困る猫トイレのスペースも万全。壁には脱臭機能を持つ壁タイルを貼っています。トイレのドアにも猫用扉を設置(設計・施工:野村不動産パートナーズ)

課題だったのが、猫用トイレの設置場所です。以前は仕方なく書斎に置いていたそうですが、トイレの手洗い下の空間を活用することで、猫3匹分のトイレを確保。換気扇があるので、臭いも気にならなくなりました。

玄関には脱臭機能を持つタイルを壁面に貼り、気になる家のにおい対策をしながら、インテリア性を高めています。


モダンな印象の玄関は脱臭機能を持つタイルを壁に貼り、気になる臭い対策もしっかり(設計・施工:野村不動産パートナーズ)

猫と過ごす時間は、何気ない日常の中に幸せと豊かさをもたらしてくれます。猫も人も、より幸せに、もっと楽しく暮らせる住まいを目指してみてくださいね。

野村不動産パートナーズ 住まいのリフォーム

※コラムの内容や掲載商品は執筆時(2025年11月)の情報であり、予告なく変更される場合がございます。最新情報をご確認下さい。
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