これからは自分たちのために~見直したい部屋の使い方~
部屋数よりもゆとりが欲しくなってきた。自分だけの空間が欲しい。インテリアをもっと楽しみたい。家で過ごす時間を、もっと自分らしく、豊かなものにしたい。ライフステージが変われば、住まいに求めるものも変わります。ここで一度、部屋の使い方を見直してみませんか?
家族みんなのための住まいから、自分たちのための住まいへ。これからの暮らしを楽しく充実させる部屋の使い方を、リフォーム事例とともにご紹介します。
これからの自分たちのために、部屋の使い方を見直す

小さかった子どもたちもすっかり大人に。人の成長に合わせて家も成長させれば、暮らしやすい住まいになります(野村不動産分譲済物件モデルルーム事例)
必要な住まいのカタチは、家族の成長とともに少しずつ変わっていきます。
子どもが小さい頃は部屋数が必要で、リビングには大型ソファを置いてみんなでテレビを囲んで過ごす。そんな家族のための間取りが必要でした。その分、大人の寝室はコンパクトになったり、書斎や趣味の部屋は後回しになったり。
それが当たり前と思いながら、自分たちのことは少し我慢していた。そんな方も少なくないのではないでしょうか。
しかし子どもが成長し、それぞれの生活が始まると、住まいの使われ方も変わっていきます。リビングでの過ごし方は変わり、子ども部屋が空き部屋になることもあります。
収納も、年月が経つとともに、しまうモノの種類や量が変わり、小さな収納を複数使い分けるより、大型収納にまとめるほうが管理しやすくなることもあります。
住まいは暮らしに合わせて育てていくものです。もっと自分たちの暮らしを楽しんでもいい時期かもしれない。そんなことを感じるようになったら、住まいを改めて見直すタイミングです。
これまでの部屋の使い方を見直すだけでも、今の暮らしに合った、ゆとりある心地よい住まいに変えていくことができます。
夫婦それぞれが心置きなく暮らすために、和室を再構成
<リフォーム前:和室>

<リフォーム後:リビング+一部をご主人さまの新たな書斎と寝室にしました。>

和室を使ってリビングを拡張しつつ、新たな書斎と寝室を生み出した事例(設計・施工:野村不動産パートナーズ)
和室は、子どもが小さい頃はお昼寝や遊び場として重宝しますが、成長とともに使う機会が減り、使いみちに困ることもあります。
こちらは、野村不動産パートナーズによるリフォームの施工事例です。あまり使われていなかった和室を再構成。一部をリビングに、一部を新たな書斎と寝室にしました。
ライフステージが変わると、夫婦それぞれの寝室が欲しくなることもあります。年を重ねると眠りが浅くなり、音で夜中に目が覚めたり、早朝に目覚めてしまったり。人によって心地いいと感じるエアコンの温度も違います。
個別に寝室があれば、相手に気兼ねすることなく、自分にとって一番快適な環境でぐっすりと眠ることができるように。
夜はそれぞれの時間を過ごし、朝には笑顔で顔を合わせる。そんな程よい距離感が、夫婦の時間をより新鮮で豊かなものにしてくれます。
<リフォーム前:和室>

<リフォーム後:リビング+一部をご主人さまの新たな書斎と寝室にしました。>

インテリアはブルックリンスタイルへ。好きなインテリアに囲まれて、自分たちが心地よく暮らせる住まいへ
(設計・施工:野村不動産パートナーズ)
趣味を愉しむ空間のために、子ども部屋を再活用
<リフォーム前:子ども部屋>

<リフォーム後:趣味を愉しむ空間へ>

子ども部屋を、趣味を愉しむ空間へ。南仏イメージの塗り壁とアーチが特徴的なインテリア
(設計・施工:野村不動産パートナーズ)
子どもの独立を機に、空いた部屋を自分たちのための空間へと生まれ変わらせたリフォーム事例です。
子どもが巣立った後、空いた部屋をそのままにしておくのはもったいないもの。「いつか使うかも」と思いながら、何となく荷物置き場になっているケースも少なくありません。
こちらのお住まいでは、もともと寝室の一角にパソコンを置き、さまざまな作業をしていました。そこで、空いた子ども部屋と、隣接する納戸を見直し、趣味を愉しんだり、ゆったりと時間を過ごしたりするための空間へと用途変更。
2つの部屋をつなげたことで、風通しがよくなり、明るく開放的な空間になりました。インテリアは落ち着いた南仏のイメージで統一。
子どもが巣立った後だからこそつくることができる、自分たちのための空間です。使わなくなった部屋を今の暮らしに合わせて見直すことで、家で過ごす時間をもっと楽しめるようになります。
<リフォーム後:趣味を愉しむ空間へ>
珪藻土とタイルの壁が印象的なインテリア。落ち着いた大人の空間です
(設計・施工:野村不動産パートナーズ)
暮らしの利便性を高めるために、部屋を分けて使う
<リフォーム前:和室>

<リフォーム後:リビング拡張+大型クローゼット+壁面収納へ>

和室を分割。リビング拡張+大型クローゼット+壁面収納へ。部屋を分割して複数の役割を持たせるアイデアです
(設計・施工:野村不動産パートナーズ)
<リフォーム後:リビング拡張+大型クローゼット+壁面収納へ>

あまり使えていない部屋があったら、一部を収納にする手も(設計・施工:野村不動産パートナーズ)
活かしきれていない和室や空いた子ども部屋は、ひとつの部屋として使うだけでなく、暮らし方に合わせて分けることで、より有効に活用できます。
こちらは、和室を3分割。「リビング拡張+寝室から使う大型クローゼット+廊下から使う壁面収納」にした事例です。
クローゼット内部には、ハンガーパイプに加えてたくさんの棚を設置。家の中のこまごましたものもまとめて収納できるようになりました。
廊下側の壁一面には壁面収納を造作。奥行きを浅めにすることで出し入れがしやすくなり、生活動線に合わせてスムーズに片付けられるようになっています。
ひとつの部屋をひとつの用途に限定するのではなく、分割して使いこなせば、住まい全体の利便性を高めることができます。
間仕切り壁の移動は建物の構造によって可能な範囲が異なります。具体的なプランはリフォーム会社と相談しながら進めましょう。
<リフォーム後:リビング拡張+大型クローゼット+壁面収納へ>

廊下の壁一面に収納を造作。元和室を3方から使うアイデアで暮らしは格段に便利になりました
(設計・施工:野村不動産パートナーズ)
ひろびろ豊かに暮らすために、玄関を広げて収納や土間に

<リフォーム後:玄関脇洋室を大型収納+ひろびろ玄関ホールへ>

玄関脇の部屋を再活用、大型収納+玄関ホールを広げて明るく豊かに暮らせる住まいへ
(設計・施工:野村不動産パートナーズ)
マンションでは、玄関まわりのスペースが限られているため、収納が足りない、暗い、もっとゆとりが欲しいという声を聞きます。ちょっとしたDIYを楽しみたい、屋外用製品の置き場が欲しいという声もあります。
そんな時は、玄関脇の部屋を玄関ホールに取り込んで、大型収納を作ったり、土間スペースを広げたりするアイデアがあります。
<リフォーム前>

<リフォーム後:玄関脇の洋室の一部を玄関土間スペースに>

玄関脇の洋室を活用して、ひろびろとした玄関土間スペースに。幅広のベンチは収納にもなっています
(設計・施工:野村不動産パートナーズ)
ホール脇の洋室の一部を使って空間を拡張すれば、玄関ドアを開けた瞬間にひろびろとした空間が広がります。窓があれば光や風も取り込むことができ、玄関まわりの印象が大きく変わります。
中でも、暮らしの幅を大きく広げてくれるのが、玄関土間スペースを広げるアイデア。
玄関のたたきから直接入ることができ、靴や自転車、アウトドア用品などの屋外製品の収納はもちろん、コート類の一時置き場や、ベビーカー、車いすの置き場にもなります。
他にも、DIYを楽しんだり、ガーデニングの作業場にしたりなど使い方はさまざま。
玄関のリフォームは、収納や動線など機能面が優先されがちですが、少しゆとりを持たせることで、暮らしの楽しみを広げることができます。

玄関脇の洋室を活用して、大型収納+玄関土間スペースに。玄関たたきから直接入ることができます
(設計・施工:野村不動産パートナーズ)
快適な住まいのカタチは、家族の成長とともに変化していきます。部屋の使い方を見直すだけでも、より心地よい住まいに変えていくことができます。
住まいを楽しみながら育てていく。そんな発想で、これからの暮らしのための新しい部屋の使い方を考えてみてくださいね。
※コラムの内容や掲載商品は執筆時(2026年9月)の情報であり、予告なく変更される場合がございます。最新情報をご確認下さい。